デフォルトの中華フォントからモトヤフォントにするメリット:
・見た目が綺麗になる ← 割と重要・メインメモリの節約になる ← これかなり重要!※
※Googleの中の人のFrancoisBeaufortさんによると、モトヤフォントを使うことでメインメモリの消費を4MBも節約できるとのこと!慢性的にメモリ不足に悩んでいるXperia miniユーザなら使うしかないっしょ!
使ったAndroid端末:
Xperia mini ST15iICS 4.0.4
カスタムROM(CyanogenMod9)
PC環境:
Ubuntu 14.04.4 LTSadbはインストール済み
前提:
root化されてること※※PC側の環境構築やAndroid端末のroot化はこちらを参照
準備
モトヤフォントのダウンロードとインストール
こちらのURLからモトヤフォント(今回はmaruberiにしてみた)のdebファイル (fonts-motoya-l-maruberi_1.01-3_all.deb) をダウンロードしUbuntuにインストールする。インストール後はローカルの以下の場所に.ttfフィルができる。
/usr/share/fonts/truetype/motoya-l-maruberi/MTLmr3m.ttf
準備完了。
さっそくフォントを入れ替えましょう。
手順
0. USBデバッグをONに
設定 > 開発者向けオプション の USBデバッグ にチェックを入れPCに繋ぐ1. /systemを読み書き可に
adbでAndroid端末を操作、/system以下を読み書き可でリマウント$ sudo adb shell # mount -o rw,remount /dev/block/mtdblock0 /system # exit
2. /system/fonts にフォントファイル(.ttf)を入れる
$ cd /usr/share/fonts/truetype/motoya-l-maruberi/ $ sudo adb push MTLmr3m.ttf /system/fonts $ sudo adb shell # chmod 644 /system/fonts/MTLmr3m.ttf # exit
3. フォント設定ファイルxmlを編集
fallback_fonts.xmlをadb pull でPC側のローカルに持ってくる。こんなふうに↓
$ sudo adb pull /system/etc/fallback_fonts.xml
ローカルに持ってきたfallback_fonts.xmlをエディタで開き、<familyset>の直下にモトヤフォントの<family>を追加。こんなふうに↓
<familyset> <family> <fileset> <file>MTLmr3m.ttf</file> </fileset> </family> ...
保存したらAndroid端末側に戻す。
$ sudo adb push fallback_fonts.xml /system/etc/fallback_fonts.xml $ sudo adb shell # chmod 644 /system/etc/fallback_fonts.xml # exit
ここでAndroid端末を再起動する。
4. ファイルシステムの読み書き権限を元に戻しておく(念のため)
Xperiaは再起動するとファイルシステムの読み書きの権限を元に戻してくれるらしいけど、念のため手動でも戻しておく。
# mount -o ro,remount /dev/block/mtblock0 /system
↓こんな残念な中華フォントだったのが、
↓こんなに美しく見やすいフォントになりました。
めでたく中華フォントとおさらばできました。
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