断片化されたディスクスペースをデフラグすることでディスク・アクセスを高速化することができます。もちろんHDDだけではなくSSDでもデフラグの効果は絶大です。
まずは df コマンドでデフラグしたいディスクのファイルシステム名を調べます。
$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/sdb1 30250956 5758112 22933140 21% /
none 4 0 4 0% /sys/fs/cgroup
udev 1906868 4 1906864 1% /dev
tmpfs 383396 1100 382296 1% /run
none 5120 0 5120 0% /run/lock
none 1916968 708 1916260 1% /run/shm
none 102400 20 102380 1% /run/user
/dev/sdb1 が今回デフラグするターゲットです。次に e4defrag -c を使ってターゲットの断片化率を調べます。
$ sudo e4defrag -c /dev/sdb1
Fragmentation score 2
[0-30 no problem: 31-55 a little bit fragmented: 56- needs defrag]
This device (/dev/sdb1) does not need defragmentation.
Done.
Fragmentation score(断片化率)が "2" なので今回はデフラグを実行する必要はありませんが、もし "56" 以上ならデフラグを実行したほうが良いでしょう。デフラグを実行するには、オプションなしで e4defrag を実行します。
$ sudo e4defrag /dev/sdb1
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