複雑で巨大なエンタープライズ系なプロジェクトを管理するには少しだけ非力かもしれませんが、ちょっとしたアプリやホームページの開発者には手放せないアプリとなるでしょう。eclipseのような、"高機能だけど重量なIDE"にちょっとだけ疲れた貴方にもオススメです。
Sublime Textはシェアウェアですが、UNREGISTEREDのままで普通に使い続けることができます。UNREGISTEREDのまま使い続けていると偶に登録を促す画面にジャンプしますが、そんなに気にならないレベルです。
まずはダウンロードしてインストールしてみましょう。
Sublime Text: The text editor you'll fall in love with
ちなみに私が最近インストールしたバージョンは
ver 2.0.2
です。Ubuntu版は以下のようにインストールします。
$ sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/sublime-text-2 $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install sublime-text
もし貴方が開発者なら下のプラグインを入れておくことも強くオススメします。
おっと、その前に Sublime Text でプラグインをインストールする標準的な方法をお教えしましょう。
まず Sublime Text を起動したら、Package Control プラグインをインストールします。Package Controlは、メニューの View > Show Console から以下を実行します。コピペでOKです。
import urllib2,os; pf='Package Control.sublime-package'; ipp = sublime.installed_packages_path(); os.makedirs( ipp ) if not os.path.exists(ipp) else None; urllib2.install_opener( urllib2.build_opener( urllib2.ProxyHandler( ))); open( os.path.join( ipp, pf), 'wb' ).write( urllib2.urlopen( 'http://sublime.wbond.net/' +pf.replace( ' ','%20' )).read()); print( 'Please restart Sublime Text to finish installation')
Package Controlがインストールできたら、SublimeTextを再起動し、メニューバーから Preferences -> Package Control をクリックして、Package Control を開いて下さい。Package Control 画面の入力ボックスに
Package Control: Install Package
と入力してEnterすれば、インストール可能なパッケージの一覧が出てきますので、そこから好きなPackage(プラグイン)を選びます。簡単ですね。さて、プラグイン・インストールの基本がわかったところで、いよいよお待ちかねのオススメプラグインをご紹介します。
IMESupport
日本語入力の不具合修正のためのプラグインです。今のところ、Sublime Text 2では、日本語入力(例えば、IME や Google日本語入力)を使うと、スペースキーを押して変換したときにカーソルのある位置で候補表示がされないという不具合というか、仕様?があります。これを修正して自然な位置に候補表示をしてくれます。
英語圏外の私達からすれば、デフォルトで対応してほしいところですね。
このプラグインはインストールするだけで設定不要です。
ConvertToUTF8
Sublime Text はデフォルトの文字コードは UTF-8 です。Shift-JISに対応していません。何かと問題含みなShift-JISなんて今時使わないですし、使いたくありませんが、仕事をしていれば過去のShift-JISなファイルを扱わねばならない場面にはちょくちょく出くわします。これに対応するためのプラグインが ConvertToUTF8です。このプラグインもインストールするだけで設定不要です。SublimeServer
簡易Webサーバです。Sublime Textから「起動」、「再起動」、「停止」ができます。HTMLやJavaScriptをテストするときにWebサーバが必要になることが多いですが、ApacheやTomcatなんかをイチイチ立ち上げるのは面倒くさいですよね。それを解消してくれるのが SublimeServer です。インストールすると、 メニューバーの Tools -> SublimeServer から簡易Webサーバをコントロールできるようになります。JsFormat
JavaScriptのソースコードを整形(フォーマット)してくれるプラグインです。Windowsの場合、ソースコードを範囲選択して、Ctrl+Alt+F
すればフォーマットができます。選択範囲だけをフォーマットすることもできます。Preferences -> Package Settings -> JsFormat 配下の設定ファイル(JSON形式)を弄ることで細かい設定をすることができます。ちなみにHTMLのフォーマットはメニューバーの Edit -> Line -> Reindent でできます。
tabスペースをデフォルトの4文字から2文字に変えたいときは、 Preferences -> Settings - Default で設定ファイルを開いて、下のように設定変更します。
... // The number of spaces a tab is considered equal to "tab_size": 2, // Set to true to insert spaces when tab is pressed "translate_tabs_to_spaces": true, ...
追記
Ubuntu版のSublimeText2は、デフォルトでは日本語入力ができませんが、ちょっとした手間で日本語入力ができるようになります。→Ubuntu版SublimeText2で日本語入力
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