Monacoinのセットアップからマイニングまで

[Monacoin](https://monacoin.org/ja/index.html)とは、Bitcoinのようなブロックチェーンを利用したP2P決済ネットワークです。そして、そこで利用されている暗号通貨のことを`MONA`といいます。Monacoinは、暗号通貨としては日本初のものとなります。 MonacoinはBitcoinに比べるとまだまだ流動性は乏しいですが、一部のサイトでは決済や[Q&Aサイトなどでの投げ銭](http://askmona.org/)などにも利用できるようで、局所的には流行っている印象です。将来性はあるかもしれませんね。 なにはともあれ、まずはMonacoinアプリケーションが使えるところまで持って行きましょう。 今回は、MonacoinアプリケーションのセットアップとMONAの送金(＋おまけとしてCPUマイニングも)まで行ってみたいと思います。 ちなみに、今回インストールするMonacoinアプリケーションの`monacoind`は、設定や使い方がBitcoinの`bitcoind`とほぼ互換（正確には`Litecoin`と互換）なので、bitcoindに慣れ親しんでいる人なら理解が早いかもしれません。

Ethereum でクラウドセール・コントラクトを作ってみる

[前回は独自コインを発行するコントラクトを作ってみました。](https://trycatchand.blogspot.jp/2016/12/issue-your-coin-on-ethereum.html) 今回はさらに発展させて、**クラウドセール・コントラクト**を作ってみましょう。クラウドセールとは、簡単に言うと独自トークン(コイン)を発行して売りに出し資金調達することです。クラウドセール・コントラクトは、その目的をEthereumネットワーク上で実現するためのコントラクトです。

Ethereumで独自コインを発行し、送金用Dappも作ってみる

[前回は簡単なコントラクトを作ってDappから使ってみました](https://trycatchand.blogspot.jp/2016/12/ethereum-dapp-helloworld.html)が、今回はもう少しだけ面白みのあるコントラクトを作ってみたいと思います。 今回作ってみるコントラクトは、「コイン」コントラクトです。Ethereumを使うことで、誰もが独自コイン(トークン)を簡単に発行できます。シンプルな「コイン」コントラクトを作ってそれを実証してみましょう。

Ethereum で Dapp を HelloWorld

[前回構築した Private Testnet](http://trycatchand.blogspot.jp/2016/12/create-ethereum-private-testnet-send-ether.html)を利用して Ethereum の Dapp を HelloWorld してみたいと思います。

Ethereum の Private Testnet をローカルに構築して Ether を送金するところまで

Ethereum の Private な Testnet 環境をローカル開発用に構築する手順をメモ。 アドレス(アカウント)を2つ作って Ether (Ethereum上のNative通貨) を送金するところまでやってみます。 今回は Ethereumクライアントに `go-ethereum` (`geth`) を使いました。

Liskネットワークの Delegate になるための手順

`Delegate`はブロックチェーンアプリケーションプラットフォーム `Lisk` のネットワークを支える重要な存在です。 以下はLiskネットワークにDelegateとして参加する手順です。

ES2015なjsをuglifyする

jsをuglifyしてくれる[UglifyJS2](https://github.com/mishoo/UglifyJS2)。 とても素晴らしいライブラリですが、まだES2015なjsには対応していません。 今時ES2015に対応していないというのは現場ではキツイということで、なんとかならないか調べたところ、UglifyJS2で開発中の`harmony`ブランチを使えばそれも可能になるということが判明しました。 以下にその使い方をメモしておきます。

Electron で Cross Platform なデスクトップアプリをHelloWorld

HTMLなどの標準的なWeb技術を使って Cross Platform なデスクトップアプリを作れる Electron でHelloWorldしてみるテスト。

nginxをLet's Encryptで無料でHTTPS化しNodeJSアプリと連携させる

nginxをインストールし、NodeJSアプリを連携、Let's Encryptで無料https化などを設定するところまでをサクッとメモ。

Blocktrailメモ

Bitcoinアプリ作成を簡単にしてくれるWebサービス[Blocktrail](https://www.blocktrail.com/)。 以下にその特徴や使い方をメモしておきます。（このエントリは今後も更新される予定です）

[npm] watchify が ENOSPC エラーを出す時の対処法

node.jsなプロジェクトでソースの変更を`watchify`に監視させていた時、突然以下のエラーで監視プロセスが起動しなくなりハマりました: ```bash $ watchify src/js/app.js -t babelify -o 'exorcist src/js/bundle.js.map > src/js/bundle.js' -d -v events.js:160 throw er; // Unhandled 'error' event ^ Error: watch /home/akirattii/myapp/node_modules/lodash/_equalArrays.js ENOSPC ``` この場合、以下のやり方で回避できました:

Dockerの基本とUbuntuサーバ構築など

Dockerの基本的な使い方のメモです。 [Vagrantの使い方](http://trycatchand.blogspot.jp/2016/07/vagrant-install-vm-start-stop-backup.html)を以前に掲載しましたが、Vagrantに比べて、Dockerの方は軽量で起動も速いのでなかなか使えそうです。早速試してみましょう。

VAIO Pro 13 に Lubuntu 16.04 LTS インストール後の環境構築

[VAIO Pro 13 VJP131にLubuntu 16.04LTSを入れた](http://trycatchand.blogspot.jp/2016/09/vaio-pro-13-lubuntu-1604-lts.html)ので、今度はお仕事用のアプリケーションを入れたり、OS環境周りを微調整したりします。(この記事は個人的な備忘録です)

VAIO Pro 13 に Lubuntu 16.04 LTS をインストール

超軽量Linuxディストリビューション「Lubuntu」は、ミニマリスト()な自分にはとても使いやすいOSです。 この度、型落ちのノートPC [SONY VAIO Pro 13 (VJP1311)](http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0c658f88.668daab1.0c658f89.7ac92646/?pc=http%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2FVJP1311%2Bi7%2F%3Fpc_search%3D%25E9%2580%2581%25E4%25BF%25A1&m=http%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2FVJP1311%2Bi7%2F%3Fpc_search%3D%25E9%2580%2581%25E4%25BF%25A1&scid=af_url_txt&link_type=text&ut=eyJwYWdlIjoidXJsIiwidHlwZSI6InRlc3QiLCJjb2wiOjAsInRhciI6MX0%3D) を手に入れたのですが、もう二度とWindowsを使いたくない私は、迷わずWindowsを削除し、Lubuntuをフルインストールすることにしました。

Dexie.jsはIndexedDBを超シンプルに扱えるミニマリストのためのライブラリ

ミニマリスト()にオススメのIndexedDBラッパー[Dexie.js](http://dexie.org/)を紹介します。 ブラウザアプリを作るときの永続化先としてIndexedDBを使うことが多いと思いますが、IndexedDBは少しIFが複雑なのがネック。 それをシンプルにしてくれるのが今回紹介するDexie.jsです。Dexie.jsは複雑なIndexedDBのIFを薄く包み込んで簡潔にしてくれます。 以下にDexie.jsのザックリとした使い方を載せました。 (ほとんど[Quick Reference](https://github.com/dfahlander/Dexie.js/wiki/API-Reference#quick-reference)の翻訳です)

USBメモリがbootableか確認＆bootable化する方法(Linux)

購入したUSBメモリがbootableかどうかをUbuntu上でチェックする方法です。 折角なので万が一bootableではなかった場合にbootable化する方法も載せておきます。

Vagrantの導入からVM複数起動、停止、バックアップまで

# vagrantって？ 仮想マシン(VM)のライフサイクル管理ツールです。 仮想化ソフトにはVirtualBoxを使うことが前提となっています。 導入することでVirtualBoxのVM管理が捗ります。

Lubuntu14.04LTSでBluetoothヘッドセットをA2DPで使う方法

Lubuntu14.04LTSではデフォルトのままだとBluetoothヘッドセットがA2DPで使えません。BluetoothマネージャーでPCとヘッドセットのペアリングは上手く行くのに、```Audio Sink``` (A2DP) を指定すると ```Connection Failed: Stream Setup Failed``` というエラーが出てA2DPが有効にならないのです。 これを回避するために、Lubuntu14.04LTSではいくつかのソフトウェアのインストールと設定が必要でした。 以下にその手順を備忘録として書いておきます。 今回使ったBTヘッドセット: [Bluetooth ワイヤレス イヤホン イヤフォン TaoTronics TT-BH06](https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0c658f88.668daab1.0c658f89.7ac92646/?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2FTT%25EF%25BC%258DBH07%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2FTT%25EF%25BC%258DBH07%2F&link_type=text&ut=eyJwYWdlIjoidXJsIiwidHlwZSI6InRlc3QiLCJjb2wiOjB9)

Linux: コマンドラインFTPクライアントlftpでFTPES接続

最近はサーバへのファイル転送といえばgitやscpで事足りてしまうのでめっきりFTPクライアントを使う場面が減りましたが、それでもたまにFTPが必要になることがあります。そんなときにFTPコマンドを忘れてていつも慌ててる自分に備忘録。 Linux用FTPクライアント```lftp```を使う方法をメモしておきます。 lftpはコマンドラインで使えるFTPクライアントでGUIなFileZillaよりも軽量でシンプルです。もちろんFTPSにも対応しているのでおすすめです。 ではまずはlftpのインストールから。

Meteor: サーバサイドの処理をスケジュール実行する方法

環境: Meteor 1.3.2.4 Meteor開発では[percolatestudio/meteor-synced-cron](https://github.com/percolatestudio/meteor-synced-cron)を使うとサーバサイド処理のスケジュール実行が簡単に実現できます。 以下はそのサンプルです:

Meteor: サーバサイドMethod内で非同期処理を行う方法

環境: Meteor v1.3.3 MeteorのサーバサイドのMethod内で非同期処理を行いたいときは、npmの```fibers/future```パッケージを使うと簡単です。 サーバサイドのMethodの中で```future.wait();```をreturnしておいて、非同期callback関数の中で```future.return(result);```みたいにして結果をクライアントに返してやればOK。 下記の例では現在時刻をサイトからスクレイピングして非同期でクライアントに返しています。

Meteor：自作ライブラリを作成・利用（＋公開）する方法

Meteor開発で自作のライブラリを作成して使う方法は2つあります。 - 方法1: Meteorが読み込めるフォルダに自作jsファイルを置く方法（最も簡単な方法） - 方法2: 自作jsライブラリをMeteorのAtmosphereパッケージ化して使う方法 以下はそれらの具体的なやり方です。

MEANスタック：AngularJS Full-Stack generatorをHelloWorld

最近、MEANスタック探しにハマっているakirattiiです。 今回は[AngularJS Full-Stack generator](https://github.com/angular-fullstack/generator-angular-fullstack)を試してみました。 # 試した環境 OS: Ubuntu 14.04.4 LTS MongoDB: v3.0.12 NodeJS: v6.2.1 では、まずはインストールから。

MeteorをHelloWorld、からの手動デプロイまで

開発の勢いが止まる気配のないリアルタイムWebアプリケーションフレームワーク「Meteor」をついにHelloWorldしてみた。 # Meteorを使うメリット + なんといってもリアクティブ（Webアプリのパラダイムシフトの予感♥） + MEANスタックよりも導入が簡単 + ライブラリの開発・導入が楽。基盤となるのはNode.jsなのでnpm資産も使える + ES2015 JavaScript (ES6) が使える（これ何気に重要だよね） + サーバサイドとクライアントサイドでコード共有（validationとか楽になりそう） + フルスタックFWにしては**＊割と＊**自由度高め？ + ~~そのまま *.meteor.com にデプロイできる~~ というわけでとりあえずHelloWorldしてみます。

UbuntuでCDの音楽データをコマンドラインからサクッとリッピング

忘れやすいのでメモ。 # `abcde` をインストール コマンドラインで実行できる軽量なCDリッピングツール `abcde` をインストール ```text $ apt-get install abcde ```

[Android] CyanogenMod9 を入れた Xperia mini ST15i で急にWiFi接続できなくなった時の対処法

ST15iにAndroidのカスタムROMのCyanogenMod9(Android ICS 4.0.4)を入れてから、今まで使えていたWiFiが急に繋がらなくなる症状が発生。どうもDHCP周りのバグっぽいのですが、WiFiが使えないとかなり不便なので応急処置方法をメモしておきます。

症状：
WiFi接続時に「IPアドレスを取得中…」を繰り返し最終的に接続に失敗する

対処方法：

[Android] Xperia mini ST15iのセルスタンバイ問題を解決する方法 on Ubuntu

スマホでSMS無しのデータ通信専用SIMを使っているとバッテリーの持ちが極端に悪くなるセルスタンバイ問題。この問題の解消は私がST15iをroot化した目的の一つでした。
この度、ついにST15iのセルスタンバイ問題の解消に成功したので忘れないようにここにメモしておこうと思います。

解決策：

[Android] Xperia mini ST15iの中華フォントを何とかする

ST15iデフォルトの中華フォントをモトヤフォント(モトヤLマルベリ3等幅)に変更したのでメモ。

デフォルトの中華フォントからモトヤフォントにするメリット：

・見た目が綺麗になる ← 割と重要
・メインメモリの節約になる ← これかなり重要！※

※Googleの中の人のFrancoisBeaufortさんによると、モトヤフォントを使うことでメインメモリの消費を4MBも節約できるとのこと！慢性的にメモリ不足に悩んでいるXperia miniユーザなら使うしかないっしょ！

使ったAndroid端末：

Xperia mini ST15i
ICS 4.0.4
カスタムROM（CyanogenMod9）

PC環境：

Ubuntu 14.04.4 LTS
adbはインストール済み

前提：

root化されてること※
※PC側の環境構築やAndroid端末のroot化はこちらを参照

[Android] Xperia mini ST15iのカメラのシャッター音を消す

今更だけどメモ。

使ったAndroid端末：
Xperia mini ST15i
ICS 4.0.4
カスタムROM（CyanogenMod9）

PC環境：
Ubuntu 14.04.4 LTS
adbはインストール済み

前提：
root化されてること

※PC側の環境構築やAndroid端末のroot化はこちらを参照

手法：
/system/media/audio/ui/ の配下にある下の2つのoggファイルをテキトーにリネームするだけ
camera_click.ogg （シャッター音）
camera_focus.ogg （フォーカス音）

Xperia mini ST15iのroot化：UbuntuでカスタムROM(CM9、CM10)を焼く方法

UbuntuなPCを使って手持ちのスマホ Xperia mini ST15i をroot化したのでその手順をメモ。

スマホ:
Xperia mini ST15i
Androidバージョン 4.0.4
ビルド番号 4.1.B.0.587

PC:
Ubuntu 14.04.4 LTS

root化の動機:
Xperia mini ST15i にAndroid版Chromeブラウザをインストールしようとしたら空き容量不足でできなかった。ST15iは超コンパクトでとても使いやすい端末だが、空き容量の少なさだけは不満。Amazonレビューを見てもその不満が目立つ。空き容量を増やすためにプリインストールされているゴミアプリを削したり、パフォーマンスなどをカスタマイズしたかったので、ここは思い切ってroot化することに。
最終目標はST15iの「Chromephone」化です。

root化の手法:
root化には色々と方法があるが、今回はroot化できるカスタムROM(CyanogenMod)をインストールする方法に決定。理由は、それが一番カンタンそうだったから。

所要時間:
インストール作業に掛かった時間は大体25分ぐらい。（ただしカスタムROMなどのダウンロード時間を除く）
内訳は、BootloaderのUnlockで5分、CyanogenModインストールで20分。

※注意！
ここからの作業はヘタをすればスマホが文鎮化します。参考にする際は自己責任でお願いします。