2013年9月3日火曜日

UbuntuにPython+Django+SQLiteな開発環境を

前回はUbuntuに簡易Webサーバのlighttpdをインストールして最低限なWebアプリ開発環境を整えました。
今回はPython+Django+SQLiteを使えるようにして、サーバサイドの開発も行えるようにしたいと思います。

Pythonのバージョン確認


Ubuntu13.04を標準インストールした時点でPythonはすでにインストールされていると思います。
$ python -V
  Python 2.7.4
私の環境にはバージョン2.7.4が入っていました。

Djangoをインストール


DjangoはPythonのWebアプリケーションフレームワークです。Djangoをインストールしておけば、Webアプリを安全かつ効率的に行うことができます。
$ sudo apt-get install python-django
ちゃんとインストールされたか念のため確認してみます。
$ django-admin --version
  1.4.5
バージョン1.4.5がインストールされていました。

SQLite3をインストール


SQLiteは簡易軽量データベースです。今回入れたバージョンは SQLite3 (ver3.7.15.2) です。
$ sudo apt-get install sqlite3
インストールが終わったら正しくインストールされているか確認してみます。
$ sqlite3 --version
  3.7.15.2 2013-01-09 11:53:05 c0e09560d26f0a6456be9dd3447f5311eb4f238f
はい、大丈夫そうですね。
インストール作業は以上です。
では、試しにサンプルプロジェクトを作って動かしてみましょう。

Djangoプロジェクトの雛形を作成


Djangoアプリケーションプロジェクトの雛形を作成します。
今回のプロジェクト名は「mysite」としました。
$ cd ~
$ django-admin startproject mysite
これだけでプロジェクトの雛形は完成です。
Djangoの簡易サーバを起動してちゃんと動いているか確認してみましょう。
$ cd ~/mysite/
$ python manage.py runserver 8000
起動したら、ブラウザから http://localhost:8000 にアクセスしてみてください。
It worked!
Congratulations on your first Django-powered page.

Of course, you haven't actually done any work yet. Here's what to do next:
If you plan to use a database, edit the DATABASES setting in myproject/settings.py.
Start your first app by running python manage.py startapp [appname].
You're seeing this message because you have DEBUG = True in your Django settings file and you haven't configured any URLs. Get to work!
このようなDjangoのWelcomeメッセージが表示されていれば成功です。
lighttpdを使う必要もなかったですね。

次回はDjangoとSQLiteを使って少しだけ実用的なDjangoアプリを作ってみます。

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